江戸時代 の盲人の学者、塙保己一(はなわ・ほきいち、1746-1821)は、日本の歴史・文化を後世に残すため、666冊の叢書『群書類従』を40年かけて編纂・刊行しました。使用した版木17,224枚は塙保己一史料館(東京)に保存され、重要文化財指定を受けています。今回は現代につながる「共生」の視点から、そのおどろきの業績を見直します。

【展示内容】

・群書類従の版木2万点を収蔵する塙保己一記念館の収蔵庫の様子を映した臨場感あふれる映像
 ※約1分半の予告編動画はこちら

・群書類従の版木レプリカ(触れていただくことが可能です)

【会場写真】

 

DOMANI・明日展「宮永愛子 公孫樹をめぐるロンド」も同時開催。
開館時から図書館にある、陶芸家・初代宮永東山(みやなが・とうざん)の《公孫樹文花瓶》を起点に、初代宮永東山のひ孫で現代美術家・宮永愛子(みやなが・あいこ)が新作・近作を交えたインスタレーションを展開します。

↓「宮永愛子 公孫樹をめぐるロンド」の詳細はこちら(外部サイトへ移動します)↓
https://domani-ten.com/2022/kyoto.php