共生・多様性・アクセシビリティについて考えるトーク 要事前申込・先着順
CONNECT⇄_プログラムを通して、共生やアクセシビリティについて考える、みなさんと出演者によるオープンなディスカッションの場です。お気軽にお越しください。
テーマとスケジュール
①「誰でもたのしめるダンスパフォーマンスにするために」 11月30日(土) 14:00〜15:00
昨年のCONNECT⇄_にも実施した「なんでもOKなダンスパフォーマンス」は、あらゆる人がお客さんとなれるように、ロームシアター京都と出演者が共同してプログラムを構成し、試行錯誤の上で完成したユニークなプログラムです。劇場ならではのルールによって鑑賞者になれない時がある人たちのために、どんな工夫を加え、どんなプロセスを経て公演に仕上げていったのか?その視点は、私たちの日常の様々な場面の見つめ方にも通ずるはずです。
出演:小倉笑(SMILE主宰、パフォーマー)、木原里佳(ロームシアター京都)、他/ファシリテーター:朴鈴子(CONNECT⇄_事務局)
会場:ロームシアター京都 ノースホール
②「読みたい!をかなえる方法−視覚障害者の読書から考える−」 12月8日(日) 13:00〜14:30
「字を読む」ことをめぐる視覚障害者の方々の体験とそのメソッドについて、京都府立図書館とYonde!プロジェクトが様々な角度から語ります。Yonde!プロジェクトは視覚障害者の田村恵子さんの「字を読む」ことをサポートするために発足したプロジェクト。文字通り書かれていること以上に豊富な情報と景色を共有することで、協力関係を超えた同志に発展しました。視覚障害者の読書をめぐる現在から、図書館で提供するサービス、実際に点字読書による朗読会を体験しながら、見える人も見えない人、見えにくい人も、みんなが平等に情報を受け取れる社会について考えてみませんか。
出演:清水真弓・田村恵子(Yonde!プロジェクト)、島村聡明・仁科豪士(京都府立図書館)/ファシリテーター:朴鈴子(CONNECT⇄_事務局)
会場:京都府立図書館 3階マルチメディア室
登壇者プロフィール
- 小倉 笑(SMILE主宰、パフォーマー)
1996年、岐阜県生まれ。2014年より京都で本格的に活動を開始。以降、Monochrome Circusや康本雅子らの舞台に出演、mama!milkなど様々なアーティストとコラボレーションをしている。ヨコハマダンスコレクション2022コンペティションⅠにて奨励賞を受賞。2021年より創作団体『SMILE』を立上げ、舞台作品『SMILE』(2021・2022)、『SUPER COMPLEX』(2024)などを発表。2022年より『KYOTO Cultural Festival』を3年続けて開催。ジャンルに捉われず、舞台作品上演や親子・青少年向けWS、イベント企画など様々な活動を展開中。
- 木原 里佳(ロームシアター京都)
ロームシアター京都事業担当。大阪市主催の演劇祭アシスタントを経て、伊丹市立演劇ホールで演劇事業・講座運営に従事。2021年よりロームシアター京都事業課に勤務。
- 清水 真弓(Yonde!プロジェクト)
Yonde!プロジェクト代表。京都市内の小さな本屋で生まれ育つ。理学療法士として、入院や施設の利用者だけでなく、自宅で生活する方々へのリハビリテーションに長く携わってきた。さらに、地域リハビリテーションという分野に関わり、京都市内で、高齢者や障害者への地域をあげたリハビリテーションの実施について、支援・相談をしながら、様々な地域づくりも実践してきた。
- 田村 恵子(Yonde!プロジェクト)
健美道 枚方院 事務職、社会福祉士、図書館司書、メディカルアロマセラピスト Yonde!プロジェクトの発足時から「コマリビト」の立場で参加し、目の見えない人の立場から多角的に意見を共有し、実践に参加することで、Yonde!プロジェクトの活動の飛躍に貢献している。
- 島村 聡明(京都府立図書館)
京都府立図書館 図書サービス部 情報サービス課長。埼玉県出身。高校の修学旅行で訪れた京都に魅せられ、京都の大学への進学を決意。無事合格したものの、あまりの居心地の良さに足掛け10年間在学。その後、1998年に司書として京都府立図書館に採用され、2022年から現職。課では新聞、雑誌、電子資料と障害者サービスを担当。昨年度からは、館の動画作成も手掛ける。趣味は、ボーカロイドを使った曲の作成。
YouTube チャンネル: Born to Play! - 仁科 豪士(京都府立図書館)
京都府立図書館 図書サービス部 情報サービス課。静岡県出身。1991年京都府庁入庁。2002年から京都府立図書館で、主に障害のため印刷物の利用が困難な人へのサービスを担当。2016年から公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)常任委員。趣味は、スポーツ観戦(主に野球)、落語鑑賞。夢は、寄席通い、ジャズバイオリン(?)演奏。
公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会) - 朴 鈴子(CONNECT⇄_事務局)
京都国立近代美術館、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2019年よりフリーランスでアートやデザイン、地域に関わる活動を展開。2021年に株式会社Office PARKを夫と共に立ち上げ、スポーツやアートに関わる幅広い企画のマネジメントに関わる。CONNECT⇄_初年度からプログラムのコーディネーターとして協働。
日程 | ①11月30日(土)、②12月8日(日) |
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会場 | ①ロームシアター京都 ノースホール、②京都府立図書館 3階マルチメディア室 |
定員 | 各回30名(要事前申込)/手話通訳、日本語字幕 |
申込 | ※「誰でもたのしめるダンスパフォーマンスにするために」 ※「読みたい!をかなえる方法−視覚障害者の読書から考える−」 ※オンラインでの申し込みができない方は、お電話、またはFAXにて対応させていただきますので、事務局までご連絡ください。(TEL:075-255-9757〔平日10:00~17:00〕、FAX:075-255-9763) |