『手でふれてみる世界』(2022 岡野晃子監督)

【終了しました】「手でふれてみる世界」上映会&トーク in 京都

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  • 音声ガイド(上映会)
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  • トーク
  • 要事前申込

手で世界にふれながら旅をし、多様な文化や芸術と出会ってきた、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニとダニエラ・ボッテゴニ夫妻。ふたりの働きかけで1993年、イタリアのマルケ州アンコーナ県に「オメロ触覚美術館」が設立され、1999年にはイタリア議会の承認を受けて、国立の美術館となりました。本作は、近代以前の彫刻のレプリカや現代作家による実物を手でふれて鑑賞できるこの美術館の活動を紹介するドキュメンタリーです。約60分。言葉による映像の解説(音声ガイド)、日本語字幕付きの、バリアフリー上映です。

今回の上映は、2022年11月、ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡県長泉町)で初公開に次ぐ開催となります。上映会の後は、監督の岡野晃子氏、ユニバーサル・ミュージアム(誰もが楽しめる博物館)の普及を行う国立民族学博物館の広瀬浩二郎氏によるトークを開催します。(約60分)

トーク出演者・聞き手プロフィール

  • 顔写真岡野 晃子(「手でふれてみる世界」監督)

    ヴァンジ彫刻庭園美術館副館長。コロンビア大学大学院美術及び美術教育研究科修士課程修了。ヴァンジ彫刻庭園美術館にて、「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」、「すべてのひとに石がひつよう 目と、手でふれる世界」など企画。視覚にとどまらない感覚による美術館教育の可能性を研究している。

  • 顔写真広瀬 浩二郎(国立民族学博物館准教授)

    自称「琵琶を持たない琵琶法師」。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“触”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。最新刊の『世界はさわらないとわからない』(平凡社新書)など、著書多数。

日程12月3日(土)14:00~16:00
会場京都国立近代美術館 1階講堂
定員 50名(要事前申込)
トーク出演 岡野晃子(「手でふれてみる世界」監督)
聞き手 広瀬浩二郎(国立民族学博物館)
協力 ヴァンジ彫刻庭園美術館
申込定員に達したため申込受付を終了しました。

会場詳細