【終了しました】うずうず広場 申込不要
来場当日はまずここへ。CONNECT⇄_の情報収集、ちょこっと休憩、体験ができる多目的広場です。
京都国立近代美術館1階ロビーには、さまざまな方による表現・作品を通して、心も身体も〈うずうず〉できる空間がオープンします。岡山県の生活介護事業所「ぬか つくるとこ」による「ナントナティックウェイトリフティング」や、愛知県在住の井口直人さん、滋賀県在住の酒井美穂子さん、京都府立盲学校のみなさんの表現・作品をご紹介します。そして、来場された方も実際に表現活動に参加いただけます。また京都市京セラ美術館本館2階談話室では、CONNECT⇄_のこれまでの取組をご紹介するアーカイブ動画を会期中上映します。どなたでもお気軽にお越しください。
うずうず広場で紹介する作品や活動
- 井口 直人
1971年三重県生まれ、愛知県在住。行きつけのコンビニや通所する「さふらん生活園」のコピー機を使い、自分の顔とその時々の気に入ったものを写し取ることを日課としている。センサーの光の動きと共に身体を動かすことで、画面に独特の歪みが生まれており、その活動は試行錯誤を繰り返しながら20年ほど続いている。
- 酒井 美穂子
1979年生まれ、滋賀県在住。17歳から今にいたる20年以上もの間、朝起きて、夜眠りに就くまでのほとんどの時間を『サッポロ一番しょうゆ味』を手放さずに過ごしている。彼女はそれを食べる事はなく、ただ親指で擦り音を立て見つめるだけだが、大好きなその行為を貫き通している。1996年から「やまなみ工房」に所属。
- ナントナティックウェイトリフティング(生活介護事業所 ぬか つくるとこ)
岡山県にある生活介護事業所「ぬか つくるとこ」の行事から始まった「競技」。ただ単純に「軽いバーベルを重そうに持ち上げる」。パントマイムとも、演劇ともとれるこの競技は、点数をつけ勝ち負けを決めるものではない。やってもやらなくてもいいこの行為によって、日頃くすぐられることのないエキサイティングな感覚、くだらなくも愛おしい可笑しな感覚が呼び起こされる。
- 京都府立盲学校のみなさんによる作品
京都国立近代美術館では、「みる」ことを中心としてきた美術鑑賞のあり方を問い直し、「さわる」「きく」などの方法で誰もが楽しめるユニバーサルな鑑賞プログラムを考える「感覚をひらく」事業を行っている。この事業の一環として、作家の中村裕太さんと共に京都府立盲学校高等部で実施した出張ワークショップにおいて共同制作された「狛犬」の作品を紹介する。
日程 | 会期中ずっと(月曜休館) |
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会場 | 京都国立近代美術館(1階ロビー)=作品や活動の紹介を見ながら、休憩、体験ができます 京都市京セラ美術館 本館2階談話室=アーカイブ動画を視聴できます |
展示協力 | art space co-jin、京都府立盲学校、井口 直人/社会福祉法人さふらん会 さふらん生活園、酒井 美穂子/社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房、生活介護事業所 ぬか つくるとこ |
空間デザイン | REUNION STUDIO |