「共生」の時代における文化施設のあり方をテーマに、哲学者の鷲田清一さん、京都市京セラ美術館館長で建築家の青木淳さんをお迎えして、京都国立近代美術館館長・柳原正樹の進行による鼎談を行います。事前収録した動画を、本展ウェブサイトで全会期中配信します。
1949年生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部、大阪大学文学部の哲学科教授を経て、大阪大学大学院文学研究科長・文学部長、大阪大学理事・副学長、同第16代総長を務める。その後、大谷大学文学部哲学科教授を経て、京都市立芸術大学理事長・学長。現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長。大阪大学・京都市立芸術大学名誉教授。
サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、読売文学賞。紫綬褒章。京都市文化功労者。
1956年、横浜生まれ。京都市京セラ美術館館長、建築家。東京大学建築学修士修了。1991年、青木淳建築計画事務所(ASに改組)を設立。公共・商業建築から個人住宅などの設計のほか、美術家としての作品制作など、ジャンルをまたいだ活動を行う。京都市京セラ美術館リニューアル基本設計者(西澤徹夫との共同)であり、2019年4月より同館館長に就任。東京藝術大学建築科教授。
1952年、富山県生まれ。富山県教育委員会文化課に勤務し、美術館開設準備に携わる。富山県立近代美術館学芸員となり、富山県水墨美術館館長を経て、現在、独立行政法人国立美術館理事長兼独立行政法人京都国立近代美術館長。専門は日本画と彫刻。
公開期間 | 2020年12月3日(木)~20日(日) |
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企画 | 文化庁、京都国立近代美術館 |